歯のコラム

親知らずはいつ生えてくる?抜歯が必要な理由や抜き方も

2026年3月14日

親知らずが生えてきた口腔内

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

「親知らずはいつ生えてくるの?」と、親知らずについて疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。親知らずは、必ずしも抜歯しなければならないとは限りませんが、トラブルが起こりやすい歯です。そのため、正しい知識を身につけ、適切に対処することが大切です。

この記事では、親知らずの生える時期や抜歯が求められる理由、抜き方などについて解説します。親知らずについての不安を少しでも解消できるよう、参考にしてみてください。

親知らずはいつごろ生え始める?

親知らずはいつごろ生え始めるのか疑問をもつイメージ

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多く、18歳前後が目安とされています。上下左右の奥歯の後ろに1本ずつ、最大4本生えますが、すべての人に生えてくるとは限りません。1本も生えてこない人もいれば、4本すべてが生える人もいます。

また、骨の中に埋まったまま口内に露出してこないケースもあり、親知らずがあることに気づかずに生活している方もいます。親知らずの状態を正確に知るためには、レントゲンで確認することが大切です。

歯科医院で定期的に検査を受けていれば、自分の親知らずがどんな状態なのか、早めに把握することができるでしょう。

親知らずが生えてくる時に現れる症状

奥歯に鈍痛を感じる男性

親知らずが生えてくるときには、他の歯の生え方とは違った特有の症状が現れることがあります。まず多くの人が経験するのは、奥歯の後ろ側に感じる鈍い痛みや違和感です。

これは、歯ぐきを突き破るようにして親知らずが出てこようとする動きによるものです。生え方が真っ直ぐでない場合、歯が少しだけ見えている半埋伏の状態になりやすく、このとき歯ぐきの腫れや軽い出血が見られることもあります。

さらに、親知らずは歯列の最も奥に生えるため清掃が難しく、周囲に汚れが溜まることで細菌が繁殖しやすくなります。その結果、智歯周囲炎と呼ばれる炎症が起こり、歯ぐきの腫れや痛み、口が開きにくくなる、口臭が強くなるといった不快な症状が現れることもあります。

また、横向きや斜めに生えた親知らずが歯列を後ろから押すことで、歯並びが乱れてくる方もいます。親知らずが露出していない場合は気付きづらいですが、口内のさまざまなトラブルの原因や親知らずであるというケースは少なくありません。

親知らずは抜いたほうがよい?

親知らずは抜いたほうがいいのか悩む男性

親知らずは、必ずしも抜かなければならない歯というわけではありません。実際には、歯の生え方や口の中の状況によって抜歯の必要性が異なります。

ここでは、親知らずを抜くべきかどうかの判断材料について解説します。

抜歯が必要なケース

親知らずが斜めや横向きに埋まっている場合、周囲の歯ぐきや骨に慢性的な炎症を引き起こすことがあります。また、親知らずの手前にある歯との間に食べかすがたまりやすくなり、虫歯や歯周病の原因にもなります。

このため、斜めや横向きに生えた親知らずは、その時に明らかな症状がなかったとしても抜歯を検討することが多いです。

すでに親知らずやその周辺の歯に虫歯や歯周病などの問題が見られている場合も、抜歯を選択するのが一般的でしょう。親知らずは歯列の最奥に生えるため治療するのも難しく、清掃が困難なことからトラブルが再発するリスクが高いためです。

さらに、親知らずがまっすぐ生えていても、歯ブラシが届きにくく、清掃が困難な状態であればトラブルの温床となることがあります。症状の有無にかかわらず、歯科医師が口腔トラブルのリスクが高いと判断した場合、抜歯を検討することが一般的です。

抜歯が不要なケース

すべての親知らずを抜かなければならないわけではありません。上下の親知らずがきちんとまっすぐ生えており、しっかり噛み合っていて、歯磨きが行き届く状態であればそのまま残しておいても問題ないでしょう。

また、年齢や全身の健康状態によっては、無理に抜歯しないほうがよいと判断されるケースもあります。たとえば、高齢者で持病を抱えている方や、抜歯によるリスクが高い場合には、身体・精神的なストレスを考慮して親知らずを温存するという選択がとられることもあります。

親知らずの状態は人それぞれ異なるため、抜歯が本当に必要かどうかは歯科医師による診察とレントゲンなどの検査で判断してもらう必要があります。

親知らずの抜き方

抜歯した親知らず

親知らずの抜歯にはいくつかのステップがあり、歯の状態によって治療の進め方が異なります。

診査と治療計画の立案

最初に、レントゲンやCTを用いて親知らずの位置や生え方、周囲の神経や血管との距離を詳しく調べます。これにより、安全かつ正確に抜歯するための計画を立てていきます。

親知らずと神経が近いためにリスクが高いケースや、骨を多く削る必要がある場合は、大学病院などの専門施設での処置が選択されることもあります。

局所麻酔と抜歯の実施

親知らずの抜歯は、基本的に局所麻酔を使用して行われます。局所麻酔によって治療する部分の感覚をなくし、痛みを感じない状態で処置を進めます。

麻酔を注射したあと数分で効果が現れ、歯とその周囲の組織がしっかりと麻痺します。注射の痛みを緩和するために、歯茎の表面に塗布する麻酔を使用するケースもあります。痛みに対する不安が強い方は、相談してみましょう。

歯がまっすぐ生えている場合は、専用の器具を使って歯を揺らしながら引き抜きます。埋まっている場合は、歯茎を切開し、必要に応じて歯を分割して取り除きます。処置は約30分〜60分程度で終わることが一般的です。

斜めや横向きに生えている親知らずの場合、そのまま引き抜くことができないので処置に時間がかかる傾向があります。必要に応じて、歯茎の切開や顎の骨の切削を行いながら、親知らずを取り出していきます。

止血と抜歯後の処置

歯を抜いたあとは、数分から十数分程度しっかりとガーゼを噛んで止血します。必要に応じて歯茎を縫合して、出血や傷口の保護をします。

歯科医師から自宅での注意点や投薬の説明がありますので、よく聞いておきましょう。不安なことや疑問点があれば、遠慮せず質問してください。

抜糸と経過観察

縫合した糸は、通常1週間から10日ほどで抜糸を行います。糸が自然に溶けるタイプを使うこともありますが、基本的には再受診で抜糸を行い、傷の治り具合や腫れの程度もチェックします。

このタイミングで、感染やドライソケットといった術後トラブルが起きていないかも確認されます。腫れや痛みが長引いている場合は、追加の治療が必要になることもあるでしょう。

ドライソケットとは、傷口の治癒に必要な血餅(けっぺい)という血の塊が剥がれてしまい、強い痛みなどが現れる状態です。放置すると発熱などの症状につながることもあるので、抜歯後の痛みが1週間以上続く場合や、痛みが強くなっているような場合には、必ず歯科医師に相談してください。

また、傷口が完全に閉じるまでの間は、引き続き安静と口腔内の清潔が重要です。歯科医師の指示に従い、決められた間隔で通院しましょう。

まとめ

生えてきた親知らずを指さす若い男性

親知らずは、通常10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多い歯です。しかし、必ずしもすべての人に生え揃うわけではありません。また、生えたとしても、そのまま残しておくべきか抜くべきかは一人ひとりの口内の状態によって異なります。

親知らずは位置や向きが不正確な場合、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を与えることがあるため、早めに歯科医師に相談してみてください。抜歯は多くの場合、局所麻酔のもとで行われ、処置後は一定の注意事項を守ることで快適に回復できます。

親知らずに不安がある方は、放置せずに歯科医院で相談してみましょう。

親知らずに関する疑問がある方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひご覧ください。

«

神田橋デンタルオフィス

所在地 〒101-0047
東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル1F
電話番号 03-5283-6533