当院の感染症対策

当院では患者様に安心して歯科治療を受けて頂くために新型コロナウイルスの感染対策を行なっております。

当院の感染基本対策

感染基本対策に加えて

新型コロナウイルス感染対策を強化するために次の様なことも取り組んでおります。

スタッフのガウン着用

スタッフには緊急事態宣言下では、全員がガウン・キャップ・N95マスク・ゴーグルを着用しております。

術前のうがい

患者様には、術前にうがいをして頂き、術中の飛沫感染を最小限にする様お願いしております。

切削器具等の滅菌

ハンドピースは従来から患者様ごとに滅菌し、パックに入れ保管しております。また歯を削ったり、根管治療に使用する切削器具等は、患者様ごとに超音波によるタンパク分解後、滅菌して保管しております。

基本セット滅菌パック

当院では、全ての患者様が安心して歯科治療を受けていただけるように、基本セット(ミラー、ピンセット、短針、バキュームチップ)は滅菌パックに包装して使用しております。

ハンドピース滅菌パック

歯を削ったり、歯のクリーニングに使用するハンドピース(タービン、コントラアングル、プロフィーコントラ等)は全て患者様ごとに滅菌して、パックにて包装して保管し、使用する際に開封しております。またバーやファイル等の切削器具に関しましても、使用後、唾液や血液、タンパク質の付着を分解し、消毒滅菌後、保管し、患者様に使用する直前に開封します。

PPE(Personal Protective Equipment)

当院のスタッフは新型コロナ感染症対策として、緊急事態宣言下ではPPE(個人防護衣)の徹底のため、キャップ、ゴーグル、フェースシールド、ガウン、の着用を義務付けております。異様に感じられるかもしれませんが、感染を最大限に防止するための対策としてご認識下さい。

使い捨て一時保管用マスク入れの配布

新型コロナウイルス感染症への個人の感染対策として、外出時のマスク着用は必須となってしまいました。当院にいらっしゃる患者様も、皆様がマスクを着用してご来院いただけており、ご協力を感謝しております。しかし、治療中はマスクを外していただいておりますが、そのマスク、どこにしまっておいたら良いのだろうと困惑してらっしゃる患者様を多くお見受けします。ポケットや鞄の中、手で持ってらっしゃる方、等さまざまです。時折、手に持っていたマスクを治療中に落としてしまわれたり、形が崩れたりと、ご心配も尽きないかと思います。そうした中で、レストランなどでは一時保管用マスク入れが当たり前になりつつある今、医療機関でもある私どもがもっと気を配るべきでした。そこで、3月15日より治療中のマスクを収納して頂くためのマスクケースをご用意いたしました。治療ユニットにご案内した際に私どもからお声掛けさせて頂きますが、万が一、お声かけがない場合にはお申し付け下さい。また、不要の方はスタッフにお声掛けください。

神⽥橋デンタルオフィスの
さらなる感染予防対策

①空間環境の⾃動除染について

気相オゾンガスによる室内環境除染

医療現場では、高圧蒸気による減菌処理(オートクレープ)が用いられており、安全性の観点からも推奨されていますが、対象となる機器、材質の種類やサイズ等の制約により、閉鎖空間にガス状の化学物質を噴霧する方式の除染が必要となります。医療分野では、ガス減菌として、ホルムアルデヒドガスが除染剤として使用されていますが、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因物質とされ、厚労省に夜濃度指針値が規定され、使用に制約があります。そしてその代替剤として、オゾンガス、過酸化水素ガス、二酸化塩素ガス、酸化エチレンガスなどが検討例として報告されてきました。
その中で、安全性や人体への有害性などを考慮し、今回、オゾンによる院内環境除染を進めてきました。
また、最近奈良県立医科大学の新型コロナウイルスに対するオゾンの世界初の効果の報告を受け決定しました。

奈良県立医科大学を中心とする研究グループは、オゾンによる新型コロナウイルスの不活化を、世界ではじめて確認したと発表した。オゾンによりウイルスを最大で1万分の1まで不活化できることを確認した。医療機関の医療用消毒などで実用化することが考えられている。

アルコール拭きだけでは十分な除菌ができない

診察室や集会場などで、感染拡大を防止するために、手作業によるアルコール拭きなどで除菌が行われている。しかし、このやり方は労力と時間がかかり、十分な消毒ができないおそれがある。
そこで、奈良県立医科大学を中心とする研究グループは、この課題を解決する手段としてオゾンガスによる除菌に着目した。
オゾンは非常に強い酸化力をもち、酸化力の強い酵素を発生し、他の物質に結合させて化学変化を起こし、最近の細胞膜や細胞膜に作用することでウイルスを破壊すると考えられている。オゾンの反応後は残留物を出さないので、比較的扱いやすいとみられている。
研究は、奈良県立医科大学微生物感染症学の矢野寿一教授、同大学感染症センターの笠原敬センター長らによるもの。

②換気の徹底

当医院では個室空間での診療を⾏ってまいりました。個室での診療はプライベートが確保され皆様に安⼼して診療を受けていただけると思っております。しかしコロナ禍、診療室は密閉空間になりやすく換気が不⼗分になりやすいのも事実です。様々な研究によれば新型コロナウイルスの粒⼦は 100nm 〜 200nm (0.0001~0.0002mm)の⼤きさです。このような粒⼦ではある⼀定時間空気中を漂うというシミュレーションが出ました。当医院の建物の構造上、患者様⼊⼝のドアーとバックヤードに窓があり、室内上部の空間を利⽤すれば空気が抜ける構造になっているため、診療室内のパティションの構造を変更しセミプライベート空間にし、より換気の良い院内に変更致しました。(7⽉27⽇からの診療再開時点では、パティションは仮の状態になっております。現在設置の継続中です。)

③治療中のエアロゾルに対する措置

各診療ユニットに⼝腔外バキュームを設置し、超⾳波器具や切削時などに起こる⼝腔内からのエアロゾルを最⼩限にいたします。

④洗浄・消毒・滅菌の⾃動化

新たに2つの洗浄、消毒、滅菌システムを導⼊いたしました。⾃動化により、⼈間が⾏うことを最⼩限にし、確実な器具の消毒、滅菌ができるようにいたしました。ウォーターディスインフェクターという機器により、⾎液やタンパクの除去、そして熱⽔消毒をして乾燥いたします。これにより病原体の感染⼒を不活性化し、無毒化します。その後、Class B というオートクレーブ滅菌機械にて全ての菌(細菌・ウイルスを含む)を死滅、除去します。

⑤保険診療の患者様負担⾦を⼀部キャッシュレス化

今まで、保険診療に際しては、現⾦のみの取り扱いでしたが、7⽉27⽇よりPayPayによりお⽀払いが可能になりました。クレジットカードでのお⽀払いは、従来通り⾃費診療のみに限らせていただきます。

神田橋デンタルオフィス

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