2026年4月11日

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
口を開けるとあごがカクカクする、口が大きく開かない、あごの周りが痛くて食事がつらい、といった症状に悩んでいませんか。顎関節症は、日常生活に支障をきたすこともある身近な疾患のひとつです。
しかし、症状が出たときに「何科に行けばよいのか」と迷う方は少なくありません。
この記事では、顎関節症の基礎知識から、受診すべき診療科、歯科での具体的な治療法、そして自分で試せるセルフチェックの方法まで詳しく解説します。あごの不調を感じている方の受診先選びや、今後の治療を考えるための参考にしてください。
目次

顎関節症は顎関節とその周囲の筋肉に何らかの異常が起きることで、痛みや機能障害が生じる疾患の総称です。
顎関節は、頭の側面にある側頭骨と下顎骨との間にある関節で、耳の前あたりに位置します。口の開閉や咀嚼、会話などの動きに関わっている重要な組織です。
あごの痛みや口を開けたときにカクカク・ポキポキ音がするクリック音、口が大きく開かないといった症状が、顎関節症の代表的な症状です。
これらの症状は原因によっていくつかのタイプに分類されており、大きくは筋肉の異常によるタイプ、関節円板のずれによるタイプ、骨の変形によるタイプに分けられます。また、あごまわりだけでなく、頭痛・耳鳴り・肩こり・めまいなどが症状として現れることもあります。
顎関節症は、複数の原因が重なって発症することが多い疾患です。主な原因には、以下のようなものが挙げられます。
最近では、長時間のデスクワークやスマートフォン使用による姿勢の悪化、コロナ禍以降のストレス増加も原因として注目されています。顎関節症は若年〜中年女性に多い傾向がありますが、実際には年齢や性別を問わず誰にでも起こり得る疾患です。

あごに違和感や痛みが生じたとき、「何科を受診すればいいの?」と迷う方は少なくありません。結論から言うと、まずは歯科・口腔外科を受診するのが基本です。
顎関節は歯や噛み合わせと深く関係しているため、歯科的な視点からの診断と治療が必要です。一般の歯科医院でも診察は可能ですが、症状が複雑な場合や専門的な検査・処置が必要な場合は、口腔外科を標榜するクリニックや大学病院の口腔外科への紹介となることもあります。
顎関節症の症状は多彩であるため、歯科以外の診療科が関わることもあります。たとえば、頭痛や耳鳴りが強い場合は神経内科や耳鼻咽喉科と連携したり、ストレスや睡眠障害が背景にある場合は心療内科的なサポートが必要になったりする場合もあります。
また、あごまわりの筋肉の緊張が強い場合には、理学療法(リハビリ)が組み合わせられることもあります。
ただし、こうした連携はあくまで歯科での診断が出発点です。まず歯科で顎関節症かどうか、どのタイプの顎関節症なのかを確認し、必要に応じて他科と連携する流れが一般的です。
あごの痛みや違和感が続くようであれば、なるべく早めに歯科を受診することが大切です。特に、口がほとんど開かなくなった場合や急激に痛みが強くなった場合、痛みがあごだけでなく顔全体や首まで広がっている場合などは、早期に診てもらいましょう。
これらの症状は、顎関節や周囲の筋肉に強い負担がかかっているサインのことがあり、放置すると症状が慢性化して治療に時間がかかるようになるかもしれません。「そのうち良くなるかも」と様子を見すぎず、早めに歯科・口腔外科で診てもらうことが大切です。

歯科では、顎関節症の種類や重症度に合わせてさまざまな治療を組み合わせて行います。多くの場合、まずセルフケア指導や開口訓練、スプリント療法などの負担が少ない保存的治療から始め、症状の変化を見ながら対応していきます。
顎関節症の治療でもっともよく行われるのが、スプリントと呼ばれるマウスピースを使った治療です。スプリントは歯科医院で型を取り、患者さまの歯並びに合わせて作製するプラスチック製の装置で、主に就寝中に装着します。
これを装着して上下の歯が直接かみ合うことを防ぎ、歯ぎしりや食いしばりによる顎関節や歯への負荷を軽減します。また、顎関節の位置を安定させる効果もあり、多くの患者さまのケースで痛みの軽減や開口のしやすさの改善が期待できます。
口の開きが制限されている場合は、歯科医師やスタッフの指導のもとで開口訓練を行うことがあります。これは、少しずつ口を大きく開く練習を繰り返すことで、顎関節や筋肉の動きを改善していくものです。
また、あごまわりの筋肉の緊張をほぐすためのマッサージや温熱療法、超音波などを使った物理療法を取り入れることもあります。
痛みが強い時期には、消炎鎮痛薬(痛み止め)や筋弛緩薬が処方されることがあります。薬物療法は症状をコントロールしながら日常生活を送るためのサポート的な役割を果たし、他の治療と組み合わせて行われるのが一般的です。
長期にわたって服用し続けるものではなく、急性症状の緩和を目的として短期間使用することがほとんどです。
噛み合わせの不調が顎関節症の主な原因と考えられる場合は、歯の高さを調整する咬合調整や、歯科矯正による噛み合わせの改善が検討されることもあります。
ただし、矯正治療はすべての顎関節症に必ずしも必要なわけではありません。まずはスプリントなどで症状を安定させ、そのうえで必要性を慎重に判断します。
ごく一部の重篤なケースでは、関節腔内に薬液を注入して洗浄・潤滑を図る関節腔内洗浄療法や、関節鏡(内視鏡)を用いた低侵襲の手術、さらには開放手術などが選択されることがあります。
ただし、こうした外科治療が必要になるのは保存療法で改善しない難治性のケースのみで、顎関節症の多くは保存的治療で十分に改善が見込めます。

もしかしたら顎関節症かもしれないと感じている方のために、簡単なセルフチェックを紹介します。以下の項目に当てはまるものがないか、確認してみてください。
上記のうち複数項目に当てはまる場合は、顎関節症の可能性が考えられます。特に先述したあごの痛み、開口時の音、口が十分に開かないといった典型的な3つのサインがある場合は、できるだけ早めに歯科の受診を検討してください。
なお、セルフチェックはあくまで目安です。確定診断は、歯科医師による問診・視診・画像検査などを通して行われます。「当てはまらないから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状があれば一度相談すると安心です。

顎関節症は、あごの痛みや音、開口障害といった症状を引き起こす身近な疾患です。症状が出た際はまず歯科・口腔外科を受診しましょう。顎関節症は噛み合わせや歯ぎしりといった歯科的な要因と密接に関係しており、歯科での診断と治療が中心となります。
治療はスプリント療法・薬物療法・開口訓練・噛み合わせの調整など、症状やタイプに合わせた保存的なアプローチが基本となり、多くの場合、外科的な処置をしなくても症状の改善が見込めます。
セルフチェックで気になる項目があった方や、あごの不調が気になる方は、ためらわず歯科に相談してみてください。早めに適切なケアを受けることで、症状の改善につながる可能性があります。
顎関節症の治療を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
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