歯のコラム

セラミックの歯は虫歯になる?長く使い続ける方法も解説!

2024年7月27日

セラミック歯

こんにちは。東京都千代田区、「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

セラミック治療は、白く美しい見た目を再現できることから人気の治療法です。セラミック治療を検討されている方のなかには「セラミックの歯は虫歯になる可能性はあるのか?」と気になる方も多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、セラミックの歯は虫歯になるのか解説します。セラミックのメリット・デメリットや、セラミックの歯を長持ちさせる方法についても解説しますので、セラミック治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

セラミックの歯は虫歯になる?

セラミックの歯は虫歯になるかイメージ

セラミックの歯自体は人工物であるため虫歯にはなりません。

しかし、セラミックの詰め物・被せ物の下の天然歯は虫歯になることがあります。歯科用プラスチックや銀歯などそのほかの補綴物と比べると、セラミックは虫歯になりにくいといわれています。

セラミックが虫歯になりにくい理由は、以下の3つです。

それぞれの特徴を詳しく解説します。

汚れが付着しにくい

セラミックは陶器であるため、表面がツルツルしており汚れが付着しにくいという特徴があります。細菌が繁殖しづらいため虫歯になりにくいといえるのです。

密着性が高い

セラミックの歯は、天然の歯としっかり密着します。密着性が高いため、天然の歯との間に隙間や段差が生じにくいのです。隙間や段差がないと細菌が入り込めないため、再び虫歯になるリスクが低いといえます。

変形しにくい

金属は強度が高いですが、膨張や収縮を起こしやすく変形しやすい素材です。そのため、歯との境目に段差や隙間が生じやすいのです。段差や隙間があるとプラークが溜まりやすくなるため、虫歯になるリスクが高まります。

一方、セラミックは変形しにくい素材であるため、歯との間に隙間や段差ができにくいです。そのため、虫歯になりにくいといえるでしょう。

セラミックの歯のメリット

セラミックの歯のメリットイメージ

セラミックは虫歯になりにくいというだけではありません。そのほかにも以下の3つのメリットがあります。

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

見た目が美しい

セラミックは審美性に優れており、見た目がとても美しいことが特徴です。前歯など目立つ部位にセラミックの歯を入れても、天然歯と見分けがつかないくらい自然です。ほかの補綴物の素材に比べて透明感があるため、より自然に見えるでしょう。

変色しにくい

歯科用プラスチックは変色しやすいため、年月が経つにつれて天然歯との色の違いが目立ちやすくなります。

一方でセラミックは、経年劣化によって変色しないため、見た目の美しさを維持できます。

ただし、セラミックのなかでも、ハイブリッドセラミックはプラスチックが混ざっているため、変色する可能性があるでしょう。美しい見た目を維持したい方は、オールセラミックやジルコニアなどの素材を選択するとよいかもしれません。

金属アレルギーの心配がない

銀歯の場合、唾液によって金属イオンが溶け出し、体内に吸収されると金属アレルギーの症状が現れることがあります。

一方でセラミックのなかには金属を使用しない素材があります。金属を使用しないセラミックであれば金属アレルギーの心配がありません。

ただし、メタルボンドは内側に金属を使用しているため、金属アレルギーの方は避けたほうがよいでしょう。

セラミックの歯のデメリット

セラミックの歯のデメリットイメージ

セラミックの歯のデメリットは、以下の3つです。

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

割れたり欠けたりする可能性がある

セラミックは耐久性に優れている素材ですが、強い衝撃が加わると割れたり欠けたりする可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、セラミックにも強い負担がかかり、破損の原因となるため注意が必要です。ナイトガードを使用するなどして、歯ぎしりや食いしばりからセラミックを守る必要があるでしょう。

歯を多く削る必要がある

セラミックの補綴物は強度を確保するために厚みが必要です。そのため、歯を多く削らなければなりません。

審美面の改善のために、虫歯になっていない健康な歯をセラミックの被せ物にされる方もいらっしゃいますが、健康な歯を削る必要があることは理解しておいたほうがいいでしょう。

自由診療のため高額になりやすい

歯科用プラスチックや銀歯などは保険が適用されますが、セラミックは保険適用外です。自由診療となるため全額自己負担になります。治療費が高額になる点はデメリットといえるでしょう。

セラミックの歯を長く使い続ける方法

口腔ケア用品

セラミックは審美性と機能性に優れているため、できるかぎり長持ちさせたいものです。セラミックの歯をより長持ちさせるポイントは、以下の3つです。

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

毎日のセルフケアを徹底する

上述のとおり、セラミックは汚れが付着しづらい素材であるため、虫歯になりにくいといわれています。

しかし、必ずしも虫歯にならないわけではありません。歯磨きなどのセルフケアを怠ると、セラミックの詰め物・被せ物の下が虫歯になるリスクが高まるでしょう。虫歯になり、再度治療が必要になると、費用がかかります。

セラミックの歯を長く使い続けるために、毎日しっかりと口腔ケアを行いましょう。

定期的に検診を受ける

セラミックの歯を長持ちさせるためには、定期的に歯科医院で検診を受けることも重要です。毎日の歯磨きを徹底していても、すべての汚れを除去するのは難しいものです。定期的に専門的なクリーニングを受けることで虫歯や歯周病を予防でき、健康的な状態を維持できます。

また、定期検診では虫歯のチェックだけでなく、噛み合わせの状態などお口の中全体を確認します。噛み合わせによってセラミックが割れたり欠けたりすることもあるため、必要に応じて噛み合わせの調整を行うこともあります。

自分では気になることがなくても、定期的にお口全体をチェックしてもらいましょう。

歯ぎしりや食いしばりの癖を改善する

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯や顎に強い力が加わります。セラミックの歯が強い力が加わると、割れたり欠けたりすることもあるのです。

歯ぎしりや食いしばりは無意識に行われることが多いため、自分自身ではコントロールが難しいものです。特に就寝時に歯ぎしりや食いしばりをしている方は多いため、自分自身で改善するのは難しいでしょう。

歯ぎしりや食いしばりをする原因はいくつかあり、原因によって対策が必要です。就寝時に歯ぎしりや食いしばりをする場合は、ナイトガードを装着することで歯ぎしり・食いしばりによるセラミックへの衝撃を軽減できます。

まとめ

セラミック治療イメージ

セラミックの歯自体は虫歯になることはありませんが、ケアを怠るとセラミックの詰め物・被せ物の下が虫歯になることはあります。

しかし、セラミックには汚れが付着しにくいという特徴があるため、銀歯や歯科用プラスチックなどのほかの素材に比べて虫歯になりにくいといえるでしょう。そのほかにも、変色しないため美しさを維持できる点や金属アレルギーの心配がいらない点もメリットです。

一方で、強い衝撃が加わると破損する可能性がある点や歯を多く削る必要がある点、費用が高額になる点はデメリットといえるでしょう。

セラミックの歯は、しっかりと口腔ケアを行い、定期的に歯科医院で検診を受けることで長持ちさせることができます。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードを装着するなどして対策しましょう。

審美歯科治療を検討されている方は、東京都千代田区、「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。

帆足 公人 理事長

■この記事の監修者

帆足 公人 理事長

経歴
  • 1981年、歯科医師国家試験合格、歯科医師免許取得後、米国ミシガン大学(University of Michigan)歯学部大学院に入学。 補綴学(入れ歯や差し歯、審美やインプラント、噛み合わせや顎関節症などを専門とする学問)と歯周治療学(歯周病を専門とする学問)のダブルマスター(2つの学科の専門医)を取得。両学科の講師を経て1990年に帰国。
  • 9年間のアメリカ留学中に学んだ先端歯科医療技術と同時に、予防に対する意識の高さに感銘し、日本での治療中心のCure(治療)からCare(ケア)への予防歯科医療を目指し、早くから日々の臨床に取り組んできた。
  • 1999年5月に現在の医療法人社団公歯会、神田橋デンタルオフィスを開業し、それぞれの年齢のライフステージにあった個人個人のケアプログラムを作成しいかに自分の歯を残すか、いかに口腔機能を改善維持するかなど口腔顎顔面の環境を機能と美の観点から、多くの患者の治療とケアに携わってきた。
  • 現在、日本⻭科大学⻭周病科非常勤講師、昭和大学⻭学部補綴学講座兼任講師、日本アンチエイジング⻭科学会理事、またアメリカ⻭周病学会会員、ICP(International College of Prosthodontics)会員、日本⻭周病学会会員、日本臨床⻭周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本⻭科審美学会会員、日本オーラルヘルスケア学会会員など多くの学会に所属している。またP&P研鑽会という研究会を創設し、後進の育成にも力を注いでいる。
  • 1981年 歯科医師免許取得
  • 1982年 米国ミシガン大学歯学部大学院補綴学科入学
  • 1987年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1987年 同大学歯学部大学院歯周病科入学
  • 1989年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1989年 同大学歯学部 補綴科、歯周病科講師
  • 1990年 帰国
  • 1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部補綴科非常勤講師
  • 1995年 日本歯科大学生命歯学部歯周病科非常勤講師
  • 1998年 日本歯周学会認定専門医取得
  • 1999年 千代田区にて神田橋デンタルオフィス開業
  • 現在 日本歯周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本歯科審美学会会員、日本歯科アンチエイジング学会会員、アメリカ歯周病学会会員、国際歯科補綴医学会会員

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