歯のコラム

噛み合わせを治す治療はどれくらいかかる?治療期間と治療法を解説

2025年12月27日

カレンダーの上に乗せた歯列模型とデンタルミラー

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

日常生活のなかで「噛みにくい」「顎が疲れる」といった違和感を覚えることはありませんか。もしかすると、それは噛み合わせが正しくないサインかもしれません。噛み合わせが悪いと、見た目だけでなく、全身の健康にまで影響が及ぶ可能性があります。

噛み合わせ治療にはさまざまな方法があり、それぞれ治療期間も異なります。

今回は、噛み合わせが悪くなる原因や放置によるリスク、そして治療方法とその期間の目安について詳しく解説します。噛み合わせの悪さにお悩みの方や噛み合わせの治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

噛み合わせが悪くなる原因

噛み合わせが悪くなる原因のイメージ

噛み合わせの不調には、先天的な要因から後天的なものまで、さまざまな原因が関係しています。ここでは、噛み合わせが悪くなる原因について解説します。

骨格や歯並び

噛み合わせに影響を与える主な原因のひとつが、骨格や歯並びの問題です。遺伝的な要因により顎の大きさや形にズレが生じている場合、上顎と下顎がうまく噛み合わず、不正咬合につながることがあります。

また、歯の生える位置や向きが不揃いであったり、歯の大きさのバランスが取れていなかったりする場合も、噛み合わせの乱れを引き起こす要因となります。これらは成長過程で徐々に現れるため、小児期からの経過観察や早期対応が大切です。

歯の喪失

虫歯や歯周病などで歯を失った際、適切な処置をせずに放置すると、周囲の歯が傾いたり移動したりして噛み合わせにズレが生じます。特に奥歯を失うと、噛む力のバランスが崩れ、前歯に過度な負担がかかることもあります。

抜けた歯のスペースを放置することで、上下の歯の接触が不適切になり、長期的には顎関節や筋肉にも悪影響を与える可能性があります。インプラントやブリッジ、入れ歯などによる早期の補綴治療が、噛み合わせの安定には不可欠です。

生活習慣

日常の何気ない癖や習慣も、噛み合わせに大きな影響を与えます。たとえば、頬杖をつく、うつ伏せで寝る、片方の歯ばかりで噛むといった習慣は、顎の位置に偏りを生じさせ、噛み合わせのバランスを乱す原因になります。

また、歯ぎしりや食いしばりといった無意識の動作も、歯や顎に過度な負担をかけることがあります。これらの行動が長期間続くと、顎関節に障害が出たり、歯がすり減ることで噛み合わせの位置が変化したりすることもあります。

生活習慣の見直しと早期の対応が、噛み合わせの乱れを予防する第一歩となります。

噛み合わせが悪い状態を放置するリスク

眼鏡をはずし肩を押さえる女性

噛み合わせの異常をそのままにしておくと、口腔内だけでなく全身にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。ここでは、噛み合わせが悪い状態を放置するリスクについて解説します。

虫歯や歯周病の悪化

噛み合わせが悪いと、特定の歯に過度な力がかかりやすくなります。この状態が続くと、歯の表面に細かな亀裂が生じたり、歯周組織に負担がかかって歯周病が進行しやすくなったりします。

さらに、噛み合わせのズレによって歯ブラシが届きにくい部位ができ、プラークがたまりやすくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが一層高まります。噛み合わせの改善は、予防歯科の観点からも非常に重要です。

頭痛や肩こり

噛み合わせの乱れは、顎の筋肉や関節に不自然な力をかけ、顔や首、肩の筋肉にまで影響を及ぼします。これが慢性的な緊張を生み、頭痛や肩こりを引き起こすことがあるのです。

また、顎の動きに関連する筋肉と首や背中の筋肉は密接に関係しているため、噛み合わせのズレが体全体の姿勢バランスに影響することも少なくありません。マッサージなどの対症療法だけでは根本的な解決に至らないケースもあります。

顎関節症

顎関節症は、顎の関節やその周囲に痛みや違和感が生じる症状です。噛み合わせの不良はこの顎関節症を引き起こす大きな要因の一つとされています。

関節にズレや負担が継続してかかることで、口を開けにくくなったり、カクカクと音が鳴るようになったりします。重度の場合は食事や会話など、日常生活に支障をきたすこともあるでしょう。

消化不良

噛み合わせが乱れていると、食べ物をしっかりと噛むことが難しくなります。食べ物を十分に咀嚼しないまま飲み込むと、胃腸に負担がかかりやすくなり、消化不良を引き起こす原因になります。

また、噛む行為自体が消化酵素の分泌を促す役割を担っているため、噛み合わせの不良による咀嚼不足は、消化機能全体の低下にもつながりかねません。

歯の損傷

噛み合わせが悪いことで、一部の歯に過度な力がかかると、歯が欠けたり割れたりするリスクを高めます。特に、寝ている間の歯ぎしりがある場合は、摩耗が進みやすくなります。

その結果、歯の神経にまでダメージが及ぶこともあり、最悪の場合には抜歯が必要になることもあります。大切な歯を守るためにも、噛み合わせのチェックと早期対応は重要です。

噛み合わせを治す治療と期間の目安

噛み合わせを治す治療と期間の目安のイメージ

噛み合わせの治療は、原因や症状の程度に応じて異なります。ここでは、代表的な治療方法とその期間の目安をご紹介します。

矯正治療

矯正治療は、歯を動かして歯並びや噛み合わせを整える方法です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、患者さんに合った治療法が選択されます。

一般的な治療期間は1年から3年程度とされていますが、患者さんの年齢や歯の動き方によって差があります。また、矯正後にはリテーナーを使用する保定期間が必要となり、これも1年から2年程度を見込む必要があります。

補綴治療

歯の欠損や摩耗が原因で噛み合わせが乱れている場合、クラウンやブリッジ、インプラントなどによる補綴治療が行われます。

この治療では、噛み合わせの高さやバランスを回復させることが目的となります。治療期間は治療法によって異なりますが、クラウンの場合は2週間から2か月程度が目安です。

ブリッジは両隣の歯を削って支台にする方法で、2週間から1か月の期間を要するのが一般的です。インプラントは外科的手術を伴い、骨と人工歯根が結合するのを待つ必要があるため、3か月から1年ほどかかります。複数の歯に及ぶ場合はさらに長期間かかることもあります。

咬合調整

咬合調整とは、歯の噛み合わせの高すぎる部分を削ったり、形を整えたりして、全体のバランスを改善する治療法です。軽度の噛み合わせの問題に対しては非常に有効です。

治療自体は1〜2回の通院で完了することが多いですが、経過観察を含めると数ヶ月のフォローが必要となる場合もあります。定期的なチェックで再発防止を図ることが重要です。

スプリント療法

スプリント療法は、就寝中などに透明なマウスピース型の装置を装着し、顎や歯にかかる負担を軽減する治療法です。歯ぎしりや食いしばりの力を和らげ、顎関節や周囲の筋肉の緊張をほぐすことを目的としています。

スプリントを使うことで、顎の動きが安定し、痛みや違和感の軽減が期待されます。また、歯の摩耗やひび割れなどのリスクも減らすことができ、歯の保護にも役立ちます。

治療期間は人によって異なりますが、数週間から数ヶ月程度の装着が一般的です。症状の改善状況に応じて、使用を継続するかどうかを歯科医師が判断します。

まとめ

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噛み合わせの問題は、口腔内だけでなく全身の健康にまで深く関わっています。原因は先天的な骨格の問題や歯の喪失、生活習慣など多岐にわたり、放置すると虫歯や歯周病、顎関節症、消化不良などさまざまなリスクが伴います。

治療方法には矯正治療、補綴治療、咬合調整、スプリント療法などがあり、症状の内容や程度によって治療期間は異なります。噛み合わせに違和感を覚えたら、歯科医院で相談のうえ、ご自身に合った治療法を選択しましょう。

噛み合わせの治療を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひご覧ください。

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