2025年7月26日
こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
「ホワイトニングに興味はあるけど、痛みが心配」と感じている方は多いのではないでしょうか。歯を白くして清潔感を高めたい、笑顔に自信を持ちたいという気持ちはあっても「しみる」「ズキズキする」などの声を聞くと、ためらってしまうのも無理はないでしょう。
ホワイトニングはすべての人にとって無痛とは限らず、施術後に一時的な痛みや知覚過敏を感じるケースもあります。
今回は、ホワイトニングで起こりうる痛みの原因や対処法、予防策までをわかりやすく解説します。これからホワイトニングを受けたいと考えている方や、すでに痛みを感じて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングとは、専用の薬剤を用いて歯の表面の着色や黄ばみを分解し、本来の歯よりも白く見せる審美的な処置です。
コーヒーや紅茶、赤ワイン、たばこなどの着色物質が歯に蓄積すると、日々の歯磨きでは落としきれない汚れが歯の表面に残ってしまい、黄ばみの原因になります。ホワイトニングはそのような色素沈着を化学的に分解し、歯の見た目を明るく改善する方法です。
主なホワイトニングの方法には、以下3種類があります。
歯科医院で施術を受けるタイプです。高濃度の薬剤を使用し、短期間で効果が実感しやすいという特徴があります。歯科医師や歯科衛生士によって行われるため、施術時の安全性も確保されやすく、初めての方でも安全に受けられるでしょう。
自宅で自分のペースで行うホワイトニングです。歯科医院で作成したマウスピースに薬剤を注入し、数時間装着することで歯を白くしていきます。低濃度の薬剤を使用するため即効性はやや劣りますが、自然な白さを長くキープしやすいという利点があります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。それぞれのメリットを取り入れることで、より高い効果と持続性が期待できます。
ホワイトニングを検討していても「痛みがあるのでは?」と不安を抱えている方も多いかもしれません。実際に、ホワイトニング後に歯がしみたり、ズキッとした痛みを感じたりするケースはあります。
しかし、すべての人に強い痛みが出るわけではなく、その程度や症状の現れ方には個人差があります。
ホワイトニングによる痛みの多くは、薬剤が歯の表面を通じて内部の神経に刺激を与えることで起こる知覚過敏です。
ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素は、歯の表面のエナメル質を通過し、象牙質や歯髄に作用することがあります。その結果、冷たいものや空気に触れたときにキーンとしみるような感覚が生じるのです。
とくに、以下のようなケースでは痛みを感じやすいです。
ただし、痛みは一時的なものであり、多くの場合は施術後数時間から数日で自然におさまることが多いです。持続的に強い痛みがある場合は、歯科医師に相談しましょう。
一方で「全く痛くなかった」「少ししみたけど、すぐにおさまった」という人も少なくありません。ホワイトニングの施術方法や薬剤の濃度、口腔内の状態によって痛みの有無や程度が左右されるため、一概に痛いとは言い切れません。
ホワイトニングを検討している方は、自分の歯の状態を把握し、歯科医院でしっかりと説明を受けましょう。事前に痛みのリスクを減らす処置や、低刺激の薬剤を使う提案を受けられることがあります。
ホワイトニング後に歯がしみる、ズキズキと痛むなどの症状が出た場合は、まず慌てずに正しい対処することが大切です。知覚過敏のような痛みは一時的なケースが多く、適切に対応すれば早期におさまる可能性があります。
ここでは、ホワイトニング後に痛みが出たときには、以下の方法で症状が緩和する可能性があります。
ホワイトニング後の歯は刺激に敏感になっているため、知覚過敏専用の歯磨き粉を使用するのが効果的です。硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなど、刺激を緩和する成分が含まれている製品を選びましょう。日常の歯磨きもやさしく、力を入れすぎないよう注意してください。
痛みが出ている間は、冷たい水やアイス、冷菓などの摂取は避けたほうが良いでしょう。熱いものや甘いものも刺激になることがあるため、常温の水や温かすぎない飲み物で様子を見ましょう。
症状が落ち着くまでの一時的な工夫ですが、痛みの軽減には非常に効果的です。
歯の痛みが強い場合は、市販の鎮痛薬を一時的に服用する方法もあります。
ただし、薬に頼りすぎず、改善が見られない場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。自己判断で市販薬を続けて使用し続けるのは避けるべきです。
通常、ホワイトニング後の痛みは1日〜数日で自然におさまりますが、以下のような症状がある場合はすぐに歯科医院へ連絡してください。
痛みの原因がホワイトニング以外の可能性もあります。虫歯やヒビ、歯周病の可能性を否定するためにも、専門的なチェックを受けましょう。
ホワイトニングによる痛みはすべての人に起こるわけではありませんが、事前の準備や施術後のケアによって、痛みを予防・軽減することが可能です。
ホワイトニングを受ける前に、次の確認と準備をしましょう。
ホワイトニングを始める前に、歯科医院で虫歯や歯周病の有無を確認してもらいましょう。疾患がある状態でホワイトニングをすると、薬剤が神経に近い部分に影響を与え、痛みが出やすくなります。
治療が必要な場合はまずそちらを優先し、歯の健康が整ってからホワイトニングを受けましょう。
もともと冷たいものがしみるなど知覚過敏の傾向がある方は、ホワイトニングの種類や薬剤の濃度について慎重に選ぶ必要があります。市販のホワイトニング剤よりも、歯科医院での施術がリスク管理をしやすいため、症状がある場合は医師の判断を仰ぎましょう。
ホワイトニング後の歯は一時的に表面のエナメル質がやや荒れており、刺激を受けやすい状態です。施術後24〜48時間程度は以下のような飲食物を避けると、痛みやしみる感覚の予防になります。
白湯や常温の水、おかゆや白身魚など、刺激の少ない食事を選びましょう。
施術後は歯の表面が敏感になっているため、いつもよりもやわらかい毛の歯ブラシを使い、やさしく磨くようにしましょう。知覚過敏用の歯磨き粉を使うのも良いでしょう。
ゴシゴシと力強く磨くこと、研磨剤が強すぎる歯磨き粉を使うと、痛みが悪化する原因になります。
ホワイトニング後に一時的な刺激や違和感を覚えるケースはあります。
しかし、事前に歯の状態をチェックしておく、施術前後に正しいケアをするなどの対策を取れば、痛みのリスクを減らせます。万が一痛みが出た場合でも、市販の鎮痛薬や知覚過敏用の歯磨き粉で対処できるケースが多く、ほとんどの場合は時間の経過とともに落ち着きます。
ホワイトニングを安心して受けるためには、信頼できる歯科医院でしっかりと相談し、自分の口内環境に合った方法を選ぶことが大切です。白く美しい歯を手に入れるためにも、正しい知識と準備を持ってホワイトニングに臨みましょう。
ホワイトニングを検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
当院のホームページはこちら、Web予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。
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