歯のコラム

銀歯を白くしたい!選択肢と白い素材に交換するメリット

2026年4月25日

白くて綺麗な歯の女性

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

一般的に、虫歯の治療などで使用されてきた銀歯は、機能的には問題がなくても、口を開けたときに目立つことから、見た目が気になると感じる方は少なくありません。

近年では、審美歯科の発展や審美意識の高まりにより、銀歯を白くしたいというニーズが増加しています。特に、仕事やプライベートで人と接する機会が多い方にとって、笑ったときに銀歯が見えるかどうかは印象に大きく影響する要素です。

また、金属アレルギーの問題や素材の耐久性といった観点からも、銀歯以外の選択肢に注目が集まっています。

今回は、銀歯を白くするときに使用される素材の種類や交換するメリット、注意点などについて解説します。

銀歯とは

銀歯治療をした歯

銀歯は、虫歯の治療後に歯を補うために使われる金属製の詰め物や被せ物のことを指します。正式には金銀パラジウム合金という金属素材が使われており、日本の保険診療で使用されるもっとも一般的な材料です。

主に奥歯などの噛む力が強くかかる部分に使用されてきました。金属のため強度があり長持ちしやすく、治療費も保険が適用されるため安価という利点があります。

その一方で、金属特有の銀色が目立つため、見た目を気にする方にとっては気になる存在になることもあります。また、金属アレルギーの症状が現れるリスクもあります。

そのため、近年では、より自然な見た目や身体へのやさしさを求める方が増え、銀歯から白い歯へと交換する方が増えています。

銀歯を白くしたいときに使用される素材

セラミックの歯

銀歯を白い歯に交換する際には、いくつかの素材のなかから選択することができます。それぞれ特徴が異なるため、理解したうえで選ぶことが重要です。

コンポジットレジン

コンポジットレジンは、歯科用の樹脂で作られた白い素材です。

歯に直接盛り付けて専用の光で固めるため、型取りをせずにその日のうちに完了することが多い点が特徴です。治療の工程がシンプルで、短時間で対応しやすい素材として広く使われています。また、必要な部分だけを処置しやすく、歯を削る量を抑えられる点も利点です。

一方で、長く使ううちに表面に細かな傷がつき、汚れが付着しやすくなることがあります。また、強い力がかかる奥歯では、すり減りや欠けが生じる可能性もあるため、使用する部位に合わせて判断することが大切です。

オールセラミック

オールセラミックは、その名の通りすべてがセラミックで作られた素材です。天然歯に近い透明感と光の透過性を持つため、周囲の歯となじみやすく、自然な仕上がりが期待できます。変色しにくく、長期間にわたり見た目の美しさを維持しやすい点も特徴です。

また、金属を含まないため、金属イオンの溶出による影響が少なく、体への負担を抑えやすい素材とされています。

ただし、強い衝撃が加わると割れる可能性があるため、噛み合わせの状態や使用部位によっては慎重な判断が求められます。

ジルコニア

ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど非常に高い強度を持つ素材で、強い咬合力がかかる奥歯にも使用できる点が大きな特徴です。

白色の素材であるため、金属のように目立つことがなく、見た目も自然に仕上がります。従来はやや不透明な印象がありましたが、近年では透明感を高めたタイプも登場し、前歯にも使用されるケースが増えています。

硬さがあるため摩耗しにくい反面、噛み合う歯に負担がかかることもあるため、全体のバランスを考慮した設計が重要です。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(樹脂)を混ぜ合わせた素材です。見た目は自然で白く、ある程度の柔軟性もあるため、噛み合う歯に負担がかかりにくいという特徴があります。また、オールセラミックよりも費用が抑えられる点も魅力です。

ただし、長年使用すると変色したり、すり減ったりすることがあります。耐久性や審美性の面でオールセラミックにはやや劣りますが、コストパフォーマンスを重視する方にとってはバランスのよい選択肢といえるでしょう。

メタルボンド

メタルボンドは、金属のフレームにセラミックを焼き付けた構造の被せ物です。内側が金属でできているため耐久性が高く、外側はセラミックなので見た目も自然に仕上がります。

ただし、歯ぐきが下がると境目から金属部分が見えてくることがあります。また、金属を使っているため、金属アレルギーの症状が現れる可能性がある点は理解しておく必要があります。強度を重視しながら見た目にも配慮したい場合に用いられることが多い素材です。

銀歯を白い素材にするメリット

銀歯を白い素材にするメリット

銀歯を白い素材に変えることで、見た目の印象が良くなるだけでなく、健康面や長期的なトラブルの予防にもつながります。ここでは、その具体的なメリットをご紹介します。

見た目が自然で美しい

白い素材の最大の特徴は、周囲の歯と調和した自然な見た目です。セラミック素材は歯の色や質感を忠実に再現できるため、人工物と気づかれにくく、口を開けたときの印象が大きく変わります。

奥歯でも銀色の詰め物が見えることに抵抗を感じていた方にとって、白い素材は大きな魅力といえるでしょう。

金属アレルギーのリスクがない

銀歯に使われる金属は、長い時間をかけて唾液の影響を受け、微量の金属イオンが溶け出すことがあります。この金属イオンが体内に取り込まれると、金属アレルギーの症状が現れる場合があるのです。

症状は口の中だけでなく、皮膚のかゆみや湿疹として現れることもあり、原因に気づきにくいケースもあります。

金属を使用しない白い詰め物・被せ物を選択すれば、こうしたリスクを避けやすく、体への影響を抑えたい方にとって安心材料の一つとなります。

歯ぐきの黒ずみが起こりにくい

銀歯は長期間の使用によって、金属成分が少しずつ溶け出すことがあります。これが原因で歯ぐきに黒っぽい色素沈着が生じるケースがあり、口もとの見た目に影響を与えることがあります。

一方、オールセラミックやジルコニアなどの白い歯科素材には金属が含まれていないため、こうした黒ずみが起こるリスクがありません。そのため、歯ぐきの周囲も自然な色合いを保ちやすく、清潔感のある印象を長く維持することができます。

審美性を重視したい方にとっては大きなメリットといえるでしょう。

虫歯が再発しにくい

銀歯は経年劣化によって、歯との間にすき間ができることがあり、そこから細菌が入り込むと虫歯が再発するリスクがあります。

一方、セラミック製の詰め物・被せ物は、歯との密着性が高いため、すき間ができにくく、虫歯の再発リスクを抑えることが可能です。また、セラミック素材は表面が滑らかでプラークが付着しにくいため、日常のブラッシングでも清潔な状態を保つことができます。

虫歯が再発しにくいということは、治療回数の削減や長期的な費用の節約にもつながります。

銀歯を白い素材にするときの注意点

銀歯を白い素材にするときの注意点

銀歯を白い素材にすることには多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。ここでは、主な注意点について解説します。

素材によっては高額な費用がかかる

白い歯科素材にはさまざまな種類があり、それぞれ費用も異なります。

特に、オールセラミックやジルコニアなどの見た目が自然で耐久性に優れた素材は、保険が適用されません。自費診療となるため、1本あたりの費用が高額になります。使用する素材や歯科医院ごとの料金設定によって費用に幅があるため、事前に確認することが重要です。

強い力が加わると破損することがある

セラミックなどの白い素材は強度が高い一方で、衝撃に対してはやや弱い一面があります。例えば、硬い食べ物を強く噛んだときや、歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合、欠けたり割れたりすることがあります。

そのため、事前に口腔内の状態を確認してもらい、ご自身に合った素材を選ぶことが重要です。

歯を削る必要がある

白い素材に交換する際には、見た目を整えたり、しっかりと接着させたりするために、ある程度歯を削る必要があります。健康な部分を削ることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。また、一度削った歯は元の状態に戻すことができないため、慎重に判断する必要があります。

まとめ

銀歯治療をした歯

銀歯を白い素材に変えることで、見た目の印象が自然になり、口元に対する意識が変わるきっかけになります。また、金属を使用しない素材では金属アレルギーのリスクや歯ぐきの黒ずみを抑えやすく、見た目だけでなく健康面にも配慮された選択といえます。

素材ごとに仕上がりや強度、適した部位に違いがあるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。

一方で、高額な費用がかかることがある、割れることがある、歯を削る処置が必要になるなど、あらかじめ把握しておきたいポイントもあります。

これらは歯の状態や噛み合わせによって変わるため、治療内容について十分に説明を受け、納得したうえで選択することが重要です。

審美歯科での治療を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひご覧ください。

帆足 公人 理事長

■この記事の監修者

帆足 公人 理事長

経歴
  • 1981年、歯科医師国家試験合格、歯科医師免許取得後、米国ミシガン大学(University of Michigan)歯学部大学院に入学。 補綴学(入れ歯や差し歯、審美やインプラント、噛み合わせや顎関節症などを専門とする学問)と歯周治療学(歯周病を専門とする学問)のダブルマスター(2つの学科の専門医)を取得。両学科の講師を経て1990年に帰国。
  • 9年間のアメリカ留学中に学んだ先端歯科医療技術と同時に、予防に対する意識の高さに感銘し、日本での治療中心のCure(治療)からCare(ケア)への予防歯科医療を目指し、早くから日々の臨床に取り組んできた。
  • 1999年5月に現在の医療法人社団公歯会、神田橋デンタルオフィスを開業し、それぞれの年齢のライフステージにあった個人個人のケアプログラムを作成しいかに自分の歯を残すか、いかに口腔機能を改善維持するかなど口腔顎顔面の環境を機能と美の観点から、多くの患者の治療とケアに携わってきた。
  • 現在、日本⻭科大学⻭周病科非常勤講師、昭和大学⻭学部補綴学講座兼任講師、日本アンチエイジング⻭科学会理事、またアメリカ⻭周病学会会員、ICP(International College of Prosthodontics)会員、日本⻭周病学会会員、日本臨床⻭周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本⻭科審美学会会員、日本オーラルヘルスケア学会会員など多くの学会に所属している。またP&P研鑽会という研究会を創設し、後進の育成にも力を注いでいる。
  • 1981年 歯科医師免許取得
  • 1982年 米国ミシガン大学歯学部大学院補綴学科入学
  • 1987年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1987年 同大学歯学部大学院歯周病科入学
  • 1989年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1989年 同大学歯学部 補綴科、歯周病科講師
  • 1990年 帰国
  • 1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部補綴科非常勤講師
  • 1995年 日本歯科大学生命歯学部歯周病科非常勤講師
  • 1998年 日本歯周学会認定専門医取得
  • 1999年 千代田区にて神田橋デンタルオフィス開業
  • 現在 日本歯周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本歯科審美学会会員、日本歯科アンチエイジング学会会員、アメリカ歯周病学会会員、国際歯科補綴医学会会員

▶︎ 医師紹介ページを見る

« »

神田橋デンタルオフィス

所在地 〒101-0047
東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル1F
電話番号 03-5283-6533