歯のコラム

歯医者の定期検診を受けたほうがよい理由は?行う内容も解説

2025年10月11日

歯医者の定期検診のイメージ

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

歯の健康は、見た目だけでなく全身の健康にも深く関わっています。

しかし、忙しい日々のなかで「痛みがないから」と歯医者への受診を後回しにする人は少なくありません。実は、虫歯や歯周病は自覚症状が出るころには進行しているケースが多いため、早期発見・早期治療が非常に重要です。

歯医者での定期検診は、単に歯をチェックするだけでなく、将来的なトラブルを防ぐための重要な健康習慣です。

今回は、歯医者で定期的に検診を受けるべき理由やその内容、検診の頻度や費用の目安などについて解説します。歯の健康を守る第一歩として、定期検診の大切さを改めて見直してみましょう。

歯医者で定期的に検診を受けたほうがよい理由

歯医者で定期的に検診を受けたほうがよい理由を伝える歯科衛生士の女性

定期検診を受けることには、多くのメリットがあります。ここでは、その重要性について見ていきましょう。

口腔内の病気を早期に発見できる

定期検診を受ける最大のメリットは、虫歯や歯周病などのお口のなかの疾患を早期に発見できる点です。

虫歯の初期段階では痛みがなく、自覚症状がないまま進行することが多いものです。また、歯周病は歯ぐきの腫れや出血といった軽い症状から始まりますが、放置すると歯を失う原因にもなります。

歯医者の定期検診では、プロの目で細かくチェックを行い、初期段階での異常を見逃しません。虫歯や歯周病を初期段階で発見できれば、簡単な治療で済むケースが多く、また痛みや費用の負担を軽減できます。

つまり、定期検診は治すための通院ではなく、守るための通院なのです。

全身の健康維持につながる

口の中の健康は全身の健康と密接に関係しています。特に、歯周病は心臓病や糖尿病、誤嚥性肺炎など、全身の疾患に悪影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになっています。

歯周病菌が血流にのって全身をめぐると、動脈硬化を進行させたり、糖尿病のコントロールを悪化させたりすることがあるのです。また、高齢者では口腔機能が低下することで食事量が減り、栄養不足に陥るケースも少なくありません。

定期検診を通して歯や歯ぐきの健康を維持することは、結果的に全身の健康を保つことにもつながります。健康寿命を延ばすためにも、定期検診は欠かせない習慣といえるでしょう。

医療費の軽減につながる

虫歯や歯周病が進行してから治療を行うと、治療期間が長くなり、費用も高額になる傾向があります。

しかし、定期的に検診を受けていれば、小さな異常を早期に発見できるため、軽い処置で済むことが多くなります。

例えば、初期の虫歯なら簡単な詰め物で治療できますが、放置すると神経を抜いたり、被せ物が必要になったりすることもあります。さらに、歯を失うとインプラントや義歯などの高額な治療が必要になることもあります。

定期検診は、長い目で見れば医療費の削減につながる予防投資といえるでしょう。健康と経済の両面から見ても、定期的な検診の価値は非常に高いのです。

歯医者の定期検診で行う内容

歯医者の定期検診で口腔内のチェックを受ける様子

歯医者の定期検診ではどのようなことを行うのでしょうか。以下に詳しく解説します。

問診

最初に問診を行います。歯科医師や歯科衛生士が口内の違和感や気になる症状をヒアリングします。また、日常のブラッシング習慣や食生活についても質問されることがあります。

問診は単なる形式的なものではなく、患者さん一人ひとりに合わせたケアを行うための重要なステップなのです。

口腔内の視診

問診のあとは、実際に口の中を目で確認する視診が行われます。

歯科医師がライトや鏡を使って歯や歯ぐき、舌、粘膜の状態をチェックします。虫歯の有無はもちろん、歯のすり減りや欠け、歯ぐきの腫れ、口臭の原因などもこの段階で確認されます。また、口腔がんなどの重大な病気を早期に発見できる場合もあります。

短時間の検査ですが、非常に多くの情報を得ることができる重要なプロセスです。

歯周病の検査

歯周病の検査では、専用の器具を使って歯周ポケットの深さを測ります。健康な歯ぐきの歯周ポケットの深さは、1〜3mmほどです。歯周病が進行すると4mm以上に深くなります。さらに、歯がぐらついていないか、歯ぐきが腫れていないかなども丁寧に確認します。

この検査によって、歯周病がどのくらい進んでいるのかを把握し、今後の治療やケアの方針を決めていきます。早めに発見できれば、毎日の歯みがきや軽い処置だけで進行を抑えることも十分可能です。定期的に検査を受けることで、歯を失うリスクを大きく減らすことができます。

歯石の除去やクリーニング

歯磨きでは落としきれないプラークや歯石、着色汚れを、専門の器具で取り除くのがクリーニングです。

歯石は細菌の温床となり、歯周病や口臭の原因にもなるため、定期的な除去が重要です。また、歯面をきれいに磨き上げることで、再び歯石が付きにくくなり、清潔な状態を保ちやすくなります。

見た目の美しさだけでなく、口腔環境を健康に維持するためにも、クリーニングは欠かせない工程です。

フッ素塗布

フッ素には、歯の再石灰化を促し、虫歯の進行を抑える効果があります。

定期検診では、フッ素を歯に塗布して虫歯を予防します。特に子どもや高齢者は虫歯のリスクが高いため、フッ素塗布を継続的に行うことで歯の耐久性を高めることができます。家庭用のフッ素入り歯磨き粉と併用すると、より高い予防効果が期待できます。

ブラッシング指導

検診では、歯科衛生士によるブラッシング指導も行われます。歯並びや磨き癖に応じた正しい磨き方を学ぶことで、日常のセルフケアの質が向上します。

歯ブラシの選び方やフロス・歯間ブラシの使い方についてもアドバイスがあり、家庭でのケアをより効果的に行うためのサポートが受けられます。予防の基本は、正しい磨き方にあるといえるでしょう。

歯医者で検診を受ける頻度

歯医者で検診を受ける頻度のイメージ

歯医者での定期検診は、一般的に3〜6か月に1回のペースで受けるのが理想的とされています。定期的に歯科医師や歯科衛生士にお口の中をチェックしてもらうことで、虫歯や歯ぐきの異常を早めに見つけることができます。

ただし、虫歯や歯周病のリスクが高い人は、もう少し短い間隔で検診を受けたほうがよい場合もあります。たとえば、喫煙者や糖尿病をお持ちの方、過去に歯周病の治療を受けたことがある人などがそれにあたります。

一方で、口の中の状態が良く、セルフケアも十分にできている方は、半年に1回でも問題ないケースがあります。

このように、検診を受ける頻度は人によって異なります。自分の口の状態に合ったペースを、歯科医師と相談して決めることが大切です。

歯医者で検診を受ける場合にかかる費用

歯医者で検診を受ける場合にかかる費用のイメージ

歯医者で定期検診を受ける際の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。

虫歯や歯周病の検査、歯石除去、そしてクリーニングの一部などが保険適用の対象になっています。初診料や再診料を含めると、費用の目安はおおよそ1,500円〜3,000円ほど(3割負担の場合)です。

一方で、自費診療の場合はより丁寧で質の高いケアを受けることができます。たとえば、PMTCと呼ばれる専門的な歯のクリーニングや、詳しい口腔検査などが含まれます。

費用は内容によって異なりますが、1回あたり5,000円〜1万5,000円程度が一般的です。自費診療は費用が高めではありますが、歯の見た目や快適さを重視したい方に選ばれています。自分の目的や希望に合わせて、保険診療と自費診療をうまく使い分けるとよいでしょう。

まとめ

笑顔で患者を迎える歯科医師と歯科衛生士

歯医者での定期検診は、虫歯や歯周病を未然に防ぐだけでなく、全身の健康を守る重要な役割を果たしています。

痛みや違和感がないからといって放置すると、最悪の場合には歯を失う可能性もあるでしょう。定期的な検診を通じてお口の中の異常を早期に発見できれば、長期的に健康な歯を保つことが可能です。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。あわせて公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

帆足 公人 理事長

■この記事の監修者

帆足 公人 理事長

経歴
  • 1981年、歯科医師国家試験合格、歯科医師免許取得後、米国ミシガン大学(University of Michigan)歯学部大学院に入学。 補綴学(入れ歯や差し歯、審美やインプラント、噛み合わせや顎関節症などを専門とする学問)と歯周治療学(歯周病を専門とする学問)のダブルマスター(2つの学科の専門医)を取得。両学科の講師を経て1990年に帰国。
  • 9年間のアメリカ留学中に学んだ先端歯科医療技術と同時に、予防に対する意識の高さに感銘し、日本での治療中心のCure(治療)からCare(ケア)への予防歯科医療を目指し、早くから日々の臨床に取り組んできた。
  • 1999年5月に現在の医療法人社団公歯会、神田橋デンタルオフィスを開業し、それぞれの年齢のライフステージにあった個人個人のケアプログラムを作成しいかに自分の歯を残すか、いかに口腔機能を改善維持するかなど口腔顎顔面の環境を機能と美の観点から、多くの患者の治療とケアに携わってきた。
  • 現在、日本⻭科大学⻭周病科非常勤講師、昭和大学⻭学部補綴学講座兼任講師、日本アンチエイジング⻭科学会理事、またアメリカ⻭周病学会会員、ICP(International College of Prosthodontics)会員、日本⻭周病学会会員、日本臨床⻭周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本⻭科審美学会会員、日本オーラルヘルスケア学会会員など多くの学会に所属している。またP&P研鑽会という研究会を創設し、後進の育成にも力を注いでいる。
  • 1981年 歯科医師免許取得
  • 1982年 米国ミシガン大学歯学部大学院補綴学科入学
  • 1987年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1987年 同大学歯学部大学院歯周病科入学
  • 1989年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1989年 同大学歯学部 補綴科、歯周病科講師
  • 1990年 帰国
  • 1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部補綴科非常勤講師
  • 1995年 日本歯科大学生命歯学部歯周病科非常勤講師
  • 1998年 日本歯周学会認定専門医取得
  • 1999年 千代田区にて神田橋デンタルオフィス開業
  • 現在 日本歯周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本歯科審美学会会員、日本歯科アンチエイジング学会会員、アメリカ歯周病学会会員、国際歯科補綴医学会会員

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