歯のコラム

インビザラインですきっ歯を治療する方法やメリットを解説

2025年9月27日

インビザラインですきっ歯を治療した女性

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

歯と歯の間に隙間があるすきっ歯は、見た目の印象に影響するだけでなく、発音や噛み合わせに問題を引き起こすことがあります。近年では矯正治療への関心が高まり、従来のワイヤー矯正に加え、装置が透明で目立ちにくいインビザラインが注目されています。

しかし「本当に治せるのか」「費用や期間はどのくらいかかるのか」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

今回は、インビザラインですきっ歯は治せるのか解説します。治療の流れやメリット・デメリット、費用などについても解説しますので、インビザラインを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは

インビザラインのマウスピース型矯正装置

インビザラインとは、透明なマウスピース型の矯正装置を用いた歯列矯正方法です。従来のワイヤー矯正のように金属の装置を使わず、取り外し可能なマウスピースを一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かして理想的な歯並びへと整えていきます。

インビザラインは、軽度から中等度の歯並びの乱れや、前歯の隙間、叢生(歯の重なり)など幅広い症例に適応されます。

ただし、重度の不正咬合や骨格的な問題がある場合は、他の治療法が選択されることもあります。

インビザラインですきっ歯は治せる?

すきっ歯の治療をする女性

インビザラインでは、歯と歯の間に隙間があるすきっ歯を治療できるとされています。特に前歯の間に数ミリ程度の隙間がある軽度から中等度のケースでは、数か月〜1年程度で改善できることが多いです。

一方で、隙間が大きすぎる場合や顎の骨格に問題がある場合は、インビザライン単独では十分な効果が得られないことがあります。その場合は、ワイヤー矯正の併用などが検討されます。

インビザラインでのすきっ歯治療の流れ

インビザラインでのすきっ歯治療の流れを説明する歯科医師

ここでは、インビザラインでのすきっ歯治療の流れを解説します。

初診とカウンセリング

まずは歯科医院でカウンセリングを受け、すきっ歯の状態や矯正の必要性を確認します。このとき、インビザラインが適応となるかどうかを診断し、治療計画の大まかな流れや費用について説明を受けます。

精密検査とシミュレーション

口腔内スキャンやレントゲン撮影を行い、歯や顎の状態を詳しく確認します。その後、3Dシミュレーションで、治療後の歯並びを事前にイメージすることができます。

マウスピースの作製・治療開始

精密検査の結果をもとに、患者さん専用のマウスピースが作製されます。

マウスピースが出来上がったら、1日20〜22時間装着し、1〜2週間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。装着時間を守らなければ、治療計画通りに歯が動かず、治療期間が延びる可能性があります。

経過観察

矯正治療中は、歯科医師に指示されたタイミングで歯科医院を受診する必要があります。その際、計画どおりに歯が動いているか、虫歯や歯周病になっていないかなどを確認します。歯の動きによっては、必要に応じて追加のマウスピースが作成されることもあります。

保定とメンテナンス

すきっ歯が改善したあとは、そのままにしておくと歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起こることがあります。そのため、リテーナーと呼ばれる保定装置を一定期間装着し、歯並びを安定させる必要があります。

インビザラインですきっ歯を治療するメリット

インビザラインですきっ歯を治療するメリットイメージ

ここでは、インビザラインですきっ歯を治療するメリットについて解説します。

装置が目立ちにくい

インビザラインでは透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲から気づかれにくいのが特徴です。ワイヤー矯正のように見た目を気にする必要がなく、学校や職場でも自然に治療を続けられます。

取り外しができる

インビザラインで使用する装置は取り外しが可能なため、すきっ歯の治療中でも普段通りの食事や歯磨きがしやすいという利便性があります。そのため、虫歯や歯周病のリスクを抑えながら矯正を進めることができます。

ただし、装着時間が短くなると治療効果が十分に得られない場合があるため、決められた時間を守りましょう。

痛みや違和感が少ない

インビザラインでは、マウスピースを装着・交換しながら少しずつ歯を動かすため、従来のワイヤー矯正と比べて痛みが少ないことが特徴です。

また、マウスピースは薄く滑らかなため、装着時の違和感も少ないといわれています。口内の粘膜を傷つけるリスクもほとんどありません。

治療のシミュレーションが可能

治療を始める前に3Dシミュレーションで仕上がりを確認できるため、安心して治療を受けられます。すきっ歯がどのように改善していくのかをイメージできるのもインビザラインの魅力です。

インビザラインですきっ歯を治療するデメリット

インビザラインですきっ歯を治療するデメリットイメージ

ここでは、インビザラインですきっ歯を治療するデメリットについて解説します。

適応症例が限られる

インビザラインは幅広い歯並びに対応していますが、すきっ歯の原因や程度によっては適応できない場合があります。特に、顎の骨や歯の位置に大きな問題がある場合は、他の治療法が検討されることもあります。

自己管理が必要

インビザラインで使用するマウスピースは、1日20〜22時間装着する必要があります。装着時間が不足すると歯が計画通りに動かず、治療が長引いたり仕上がりに影響が出たりするリスクがあります。

紛失や破損のリスク

インビザラインで使用するマウスピースは取り外しが可能です。

しかし、食事や歯磨きのときにマウスピースを外し、適切に保管しないと、紛失したり破損したりする可能性があります。マウスピースを紛失・破損すると、作り直しが必要になり、治療期間が延びる可能性があるため注意が必要です。

インビザライン治療の費用と期間

インビザライン治療の費用と期間イメージ

すきっ歯の改善だけを目的とした部分矯正であれば、費用は比較的抑えられます。相場は30万〜60万円程度で、軽度のすきっ歯であれば数か月から1年ほどで改善が見込めます。

すきっ歯のほかに噛み合わせや全体的な歯並びの問題がある場合、全体矯正が必要になります。この場合の費用は80万〜120万円程度が相場で、治療には2〜3年ほどかかることがあります。

なお、インビザラインは保険が適用されない自由診療のため、費用は歯科医院ごとに異なります。このほかに調整料やマウスピースの追加作製費用などかかる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

インビザライン治療後のアフターケア

インビザライン治療後にリテーナーで後戻りを予防する女性

インビザライン治療が完了したあとは、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りを防ぐために、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。治療直後は1日中装着する必要がある場合もあり、徐々に装着時間を減らしていきます。

また、治療が完了したあとも、リテーナーの使用状況や歯並びの安定度を確認するために、3〜6か月に1回の頻度で定期検診を受けることが推奨されます。歯科医師が歯の動きや噛み合わせをチェックし、必要に応じて調整を行います。

まとめ

インビザラインですきっ歯を治療し笑顔を見せる女性

インビザラインは、透明で目立たないマウスピースを使用する矯正方法であり、すきっ歯の改善にも対応できます。軽度から中等度のすきっ歯であれば、数か月から1年程度で治療できるケースも多く、見た目の改善だけでなく発音や噛み合わせの機能面にも良い影響を与えます。

治療の流れは、カウンセリングと精密検査から始まり、専用のマウスピースを装着して少しずつ歯を動かし、最後にはリテーナーで安定させるというステップを踏みます。

メリットとしては、目立たないことや取り外し可能で衛生的に過ごせる点が挙げられますが、装着時間を守る必要があるなどデメリットも存在します。

インビザラインでの治療を検討する際は、自分の症状やライフスタイルに合っているか、歯科医師とよく相談することが大切です。

インビザラインを検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。

帆足 公人 理事長

■この記事の監修者

帆足 公人 理事長

経歴
  • 1981年、歯科医師国家試験合格、歯科医師免許取得後、米国ミシガン大学(University of Michigan)歯学部大学院に入学。 補綴学(入れ歯や差し歯、審美やインプラント、噛み合わせや顎関節症などを専門とする学問)と歯周治療学(歯周病を専門とする学問)のダブルマスター(2つの学科の専門医)を取得。両学科の講師を経て1990年に帰国。
  • 9年間のアメリカ留学中に学んだ先端歯科医療技術と同時に、予防に対する意識の高さに感銘し、日本での治療中心のCure(治療)からCare(ケア)への予防歯科医療を目指し、早くから日々の臨床に取り組んできた。
  • 1999年5月に現在の医療法人社団公歯会、神田橋デンタルオフィスを開業し、それぞれの年齢のライフステージにあった個人個人のケアプログラムを作成しいかに自分の歯を残すか、いかに口腔機能を改善維持するかなど口腔顎顔面の環境を機能と美の観点から、多くの患者の治療とケアに携わってきた。
  • 現在、日本⻭科大学⻭周病科非常勤講師、昭和大学⻭学部補綴学講座兼任講師、日本アンチエイジング⻭科学会理事、またアメリカ⻭周病学会会員、ICP(International College of Prosthodontics)会員、日本⻭周病学会会員、日本臨床⻭周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本⻭科審美学会会員、日本オーラルヘルスケア学会会員など多くの学会に所属している。またP&P研鑽会という研究会を創設し、後進の育成にも力を注いでいる。
  • 1981年 歯科医師免許取得
  • 1982年 米国ミシガン大学歯学部大学院補綴学科入学
  • 1987年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1987年 同大学歯学部大学院歯周病科入学
  • 1989年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1989年 同大学歯学部 補綴科、歯周病科講師
  • 1990年 帰国
  • 1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部補綴科非常勤講師
  • 1995年 日本歯科大学生命歯学部歯周病科非常勤講師
  • 1998年 日本歯周学会認定専門医取得
  • 1999年 千代田区にて神田橋デンタルオフィス開業
  • 現在 日本歯周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本歯科審美学会会員、日本歯科アンチエイジング学会会員、アメリカ歯周病学会会員、国際歯科補綴医学会会員

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