2026年1月10日

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
日常の中で歯ぐきから血が出たり、口の中がねばついたりすることはありませんか。それは、もしかすると歯周病のサインかもしれません。
歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、気がつかないうちに進行することが多い病気です。放置すると歯を支える組織が破壊され、最終的には歯を失う原因にもなりかねません。日本人の成人の多くが歯周病に罹患しているといわれており、決して他人事ではない身近な病気です。
歯周病は予防と早期発見・早期治療が非常に重要であり、そのためには日頃のセルフケアに加え、歯周病のサインを正しく知ることが欠かせません。
今回は、歯周病の基本的な情報から見逃してはいけない初期症状、さらには進行によるリスクや予防のポイントまで、わかりやすく解説していきます。
目次

歯周病とは、歯を支える組織である歯ぐきや歯槽骨(しそうこつ)に炎症が起こる病気で、主に歯垢(プラーク)中の細菌によって引き起こされます。
初期段階では歯肉炎と呼ばれ、歯ぐきが赤く腫れたり出血したりする程度ですが、放置すると歯周炎へと進行し、歯を支える骨が破壊されていきます。
この病気の厄介な点は、進行しても痛みがほとんどないことです。そのため多くの人が自覚のないまま症状が悪化して、歯の動揺や抜歯の原因となるケースも少なくありません。
また、歯周病は口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことが明らかになってきています。糖尿病や心疾患、妊娠中のトラブルとの関連性も指摘されており、もはや単なる口の病気として見過ごせない存在になっているのです。

歯周病は静かに進行するため、早期に気づくことがとても大切です。ここでは、見逃してはならない代表的なサインをご紹介します。
歯磨きをしているときに歯ぐきから出血がある場合、それは歯周病の初期段階である歯肉炎のサインかもしれません。出血は、歯ぐきに炎症が起きている証拠です。特に、やわらかい歯ブラシを使っていても血が出る、もしくは軽く触れただけで出血する場合は注意が必要です。
健康な歯ぐきはブラッシング程度で出血することはありません。毎日の歯磨きで出血が続くようであれば、自己判断せずに歯科医院で診察を受けましょう。
歯ぐきの腫れも、歯周病の初期段階でよく見られる症状の一つです。
普段より歯ぐきが赤くなっていたり、ぷっくりと膨らんで見えたりする場合は、歯ぐきの内部で炎症が進行している可能性があります。炎症が起こると、組織が防御反応として血液を集めるため、腫れが発生します。
腫れが一時的に引くことがあっても、根本的な原因が改善されなければ、再び症状が現れるケースが多く見られます。日によって状態が変わる場合でも軽視せず、早めに歯科医院で診断を受けることが大切です。
歯周病が進行すると、口臭が強く感じられることがあります。歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットには細菌が溜まりやすく、そこから発生するガスや膿が原因で不快なにおいが生じます。
このような口臭は、食べ物や飲み物による一時的なものとは異なり、慢性的であることが多いのが特徴です。自分では気づきにくい場合もありますが、周囲の人に指摘されることで初めて意識するケースもあります。
口臭対策のマウスウォッシュやガムだけでは根本的な解決にならず、歯周病の治療を行わなければ改善は難しいでしょう。継続的に口臭が気になる場合は、口腔内の状態を見直すことが重要です。
朝起きたときや、長時間会話をしていないときに、口の中がねばねばと感じることはありませんか。このようなねばつきも、歯周病のサインの一つと考えられます。
歯周病になると、歯ぐきの炎症や細菌の増殖によって、口の中の環境が悪化しやすくなり、唾液の流れや性質にも変化が生じます。その結果、口内に不快なねばつきを感じるようになるのです。
一時的な不快感として見過ごすのではなく、ねばつきが気になるときは、歯科医院でチェックを受けることが大切です。
鏡を見たときに、以前より歯が長く見えると感じたことはありませんか。それは歯茎が少しずつ下がっているサインかもしれません。歯周病が進行すると、歯茎に炎症が起こり、歯を支える組織が弱くなっていきます。その影響で歯茎が下がり、歯の根元が見えるようになるのです。
歯の根は刺激に弱いため、冷たい飲み物がしみたり、ブラッシング時に違和感を覚えたりすることもあります。歯茎が下がる状態は自然に元へ戻ることが少なく、進行を防ぐためには早めのケアが重要です。
噛んだときに歯が動くように感じたり、指で触れたときにわずかな揺れを感じたりする場合は、歯周病が進行している可能性があります。
歯は歯槽骨という骨によってしっかり支えられていますが、歯周病が進むとこの骨が少しずつ溶けていき、歯の支えが弱くなります。その結果、歯が安定せず、ぐらつきを感じるようになります。
初めは違和感程度でも、放置すると噛む力に耐えられなくなり、日常生活に支障が出ることもあります。歯のぐらつきは重要なサインの一つなので、気づいた時点で早めに歯科医院を受診することが大切です。

歯周病は初期の段階では軽い症状に見えることが多いですが、進行すると口の中だけでなく全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。ここでは、歯周病が進行することで起こりうる代表的なリスクについて具体的に説明します。
歯周病が進行すると、歯を支える骨が少しずつ溶けていき、歯がしっかりと固定されなくなります。その結果、歯が抜けるリスクが高くなります。日本人が歯を失う原因のなかで、歯周病は虫歯よりも多いとされており、特に中高年以降に多く見られます。
歯を失うと、食事や会話に影響が出るだけでなく、見た目や生活の質にも大きな影響を与えることがあります。健康な歯を保つためには、歯周病の早期対策がとても重要です。
歯ぐきの状態が悪くなったり、歯がぐらついたりすると、食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。
噛む力が弱まると、消化に時間がかかりやすくなったり、食べられる物が限られて栄養が偏ったりすることがあります。また、よく噛んで食べることは脳の活性化にもつながる大切な行動のため、噛む力の低下は健康全体に影響を及ぼす可能性があります。
快適な食生活を続けるためにも、歯周病を予防し、しっかり噛める口の状態を保つことが大切です。
歯周病は口の中だけの問題ではなく、全身の健康とも深く関係しています。歯周病菌が血液を通じて体内に広がると、心臓病や脳卒中、糖尿病の悪化などに関与することがあると報告されています。
特に糖尿病とは相互に影響し合う関係があり、歯周病の治療によって血糖コントロールが改善される例もあります。また、妊娠中の女性では、早産や低体重児出産のリスクが高くなることも知られています。
こうした全身への影響を防ぐためにも、歯周病の予防と早期治療が欠かせません。
歯周病は、進行すればするほど治療が難しくなり、回復にも時間がかかります。初期の段階であれば、適切なブラッシングやクリーニングなどで症状を抑えることが可能です。
しかし、進行して歯槽骨の破壊が見られるようになると、外科的処置や長期間のメンテナンスが必要になることがあります。また、治療後も定期的な通院やセルフケアの継続が求められるため、患者さんの負担も大きくなります。

歯周病は、毎日の習慣を見直すことで進行を防ぐことができます。ここでは、日常生活のなかで取り組める予防法について、わかりやすくご紹介します。
歯周病予防の基本は、日々の正しい歯磨きです。特に歯と歯ぐきの境目にあるプラーク(歯垢)をしっかり除去することが重要です。1本1本の歯を意識しながら、優しく丁寧に磨くことで、細菌の増殖を抑えることができます。
就寝前のブラッシングは、寝ている間に口の中が乾燥して細菌が増えやすくなるため、特に大切です。磨き方に不安がある場合は、歯科医院でブラッシング指導を受けるとよいでしょう。
歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的です。これらの補助清掃用具を使うことで、磨き残しを防ぎ、より清潔な口内環境を保つことができます。
デンタルフロスは細かい隙間に適しており、歯間ブラシは少し広めの隙間に使いやすいのが特徴です。歯ぐきの状態や隙間の大きさに応じて使い分けることで、より高い予防効果が期待できます。
タバコは歯周病の大きなリスク要因です。
喫煙によって血流が悪くなると、歯ぐきの健康が損なわれます。また、免疫力が下がることで細菌への抵抗力も弱まり、炎症が進行しやすくなるといわれています。さらに、喫煙者は歯ぐきの変化に気づきにくく、治療の効果も現れにくい傾向があるのです。
歯周病の予防と改善を目指すうえで、禁煙は非常に重要です。健康な歯ぐきを保つためにも、タバコとの関係を見直してみましょう。
歯ぐきや骨の健康を保つためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。ビタミンCは歯ぐきの炎症を抑える働きがあり、カルシウムやたんぱく質は歯や骨の強化に役立ちます。
一方で、糖分を多く含む食べ物や間食の回数が多いと、口の中の細菌が増えやすくなります。よく噛んで食べることも唾液の分泌を促進し、口の中の自浄作用を高めるため効果的です。健康な口腔環境を維持するために、日々の食習慣を意識することが大切です。
自分で丁寧に歯を磨いていても、歯と歯ぐきのすき間や歯の裏側などには、どうしても磨き残しが出やすくなります。こうした部分の汚れは、やがて歯石となり、歯周病の原因になることがあります。
歯科医院での定期検診では、専用の器具を使って歯石を取り除いたり、歯ぐきの状態を詳しくチェックしたりします。小さな変化も見逃さずに対処できるため、歯周病の予防や早期発見につながります。歯の健康を守るために、定期的に歯科医院を受診することが大切です。

歯周病は、気づかないうちに進行することが多い病気であり、早期の対処がとても重要です。
歯ぐきの出血や腫れ、口臭、ねばつき、歯のぐらつきなど、日常の中で見られるちょっとした変化が、実は歯周病のサインであることもあります。これらの症状を放置すると、歯を失う原因になったり、全身の健康に悪影響を及ぼしたりすることもあるでしょう。
毎日のブラッシングに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシの活用、生活習慣の見直し、歯科医院での定期的なチェックを続けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。自分の歯と健康を守るために、小さなサインを見逃さず、できることから始めていくことが大切です。
歯周病の症状にお悩みの方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
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