歯のコラム

ワイヤー矯正の費用について|内訳と費用が高い理由、負担を抑える方法も

2025年2月1日

ワイヤー矯正中の女性

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

ワイヤー矯正は、歯並びを整えるための有効な方法として多くの人に選ばれていますが、治療費用が気になる患者さんも多いでしょう。ワイヤー矯正の費用は、症例や装置に使用する素材などによって大きく異なります。

この記事では、ワイヤー矯正の費用やその内訳、費用が高い理由について詳しく解説します。保険適用の対象となるケースや、費用負担を抑える方法などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ワイヤー矯正の費用

ワイヤー矯正の費用のイメージ

ワイヤー矯正には様々な種類が存在し、それぞれ費用が異なります。また、ワイヤー矯正は自由診療なので、歯科医院によっても費用は異なります。詳しい費用について知りたい方は、歯科医院に相談してください。

種類別の費用の目安は、以下のとおりです。

表側矯正

表側矯正は、もっとも一般的なワイヤー矯正の種類で、費用の目安は30万円から120万円ほどです。歯の表側にワイヤーとブラケットを取り付けて歯並びを整えます。

適応症例が多いため、多くの患者さんに選ばれています。また、裏側矯正と比べると、費用を抑えられる点も魅力でしょう。

装置が目立ちやすいことがデメリットですが、ブラケットには金属製以外にも、プラスチック製やセラミック製など、目立ちにくい素材の選択肢もあります。

裏側矯正

裏側矯正の費用目安は、40万円から170万円程度です。この方法は、歯の裏側にワイヤーとブラケットを装着するため、外からはほとんど見えません。見た目を気にする方にとって、装置が目立たないのは大きなメリットでしょう。

しかし、装置が歯の裏に取り付けられるため、舌に当たりやすく違和感が生じやすいです。また、ブラッシングがしにくくなることや、口内炎ができやすい点もデメリットに挙げられます。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正の費用は、35万円から150万円ほどが目安です。上の歯は裏側矯正を行い下の歯は表側矯正を行うので、費用を抑えながら目立たずに矯正治療ができます。

しかし、片方では裏側矯正をするため、上下ともに表側矯正するよりも治療費は少し高いです。目立たなさと費用のバランスを取りたい方にとっては、良い選択肢でしょう。

ワイヤー矯正の費用内訳

ワイヤー矯正の為にレントゲン撮影をする患者

ワイヤー矯正の費用の内訳は、以下のとおりです。

カウンセリング

矯正治療を始める前には、カウンセリングが行われます。ワイヤー矯正の進め方や、利点・欠点などを説明されるので、疑問や不安があれば質問しましょう。

カウンセリングは無料で行っている歯科医院もありますが、有料の場合は3,000円〜5,000円程度が目安です。

歯列矯正は長期にわたる治療なので、通いやすさや医院の雰囲気、相談のしやすさも重要なポイントです。複数の歯科医院でカウンセリングを受け、患者さんに合う歯科医院を見極めましょう。

精密検査

ワイヤー矯正を開始する際には、口内の詳細な状態を把握するために精密検査を行います。検査費用は項目などによって異なりますが、3万円〜5万円程度が一般的な目安です。

検査では、レントゲン撮影やCTスキャン、写真撮影、歯型の採取などが行われます。検査の結果をもとに治療計画を立案し、患者さんが内容に納得したら契約を結び治療を開始します。

矯正装置

ワイヤー矯正の装置にかかる費用の目安は、30〜170万円程度です。目立たない矯正方法や素材を選択すると、費用が高くなる傾向にあります。ご自身の希望や症例に合ったものを、歯科医師と相談して選択しましょう。

調整料

矯正治療中は、装置の調整のために月に一度ほど通院が必要です。調整料は1回あたり5,000円程度が目安とされています。調整料が他の費用に含まれている場合もありますが、別途で費用がかかる場合もあるので、歯科医院に事前に確認しましょう。

保定装置代

矯正治療が終了した後、整った歯並びを維持するためにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。費用は装置の種類によって異なりますが、2万円〜3万円程度が目安です。

保定期間中の検診料

保定期間中も定期的に通院し、歯並びの状態を確認します。通院ごとにかかる費用の目安は、3,000円から5,000円程度です。

ワイヤー矯正の費用が保険適用の対象となるケース

ワイヤー矯正の費用に保険適用するイメージ

矯正治療は、基本的には保険適用外です。

ただし、特定の条件を満たしている場合には、保険診療で矯正治療を受けられる可能性があります。以下で、ワイヤー矯正が保険適用の対象となるケースをご紹介します。

指定疾患による咬合異常

厚生労働大臣が指定した疾患が原因の咬合異常に対する矯正の場合は、保険が適用される可能性があります。現在、口唇裂や口蓋裂、ダウン症候群など、66種類の疾患が指定されています。

顎変形症

顎骨に重大な異常があり、外科的治療が必要な顎変形症の場合も、保険適用の対象になることがあります。外科手術の前後で行われる矯正治療が対象です。

永久歯の萌出不全

永久歯が萌出不全の場合も、保険適用の対象になる可能性があります。具体的には、前歯の永久歯が3本以上萌出しておらず、それが原因で噛み合わせの異常を引き起こしている場合です。

ワイヤー矯正の費用が高い理由

ワイヤー矯正の費用に保険適用できないイメージ

ワイヤー矯正の費用が高い理由は、以下のとおりです。

保険が適用されないため

一部の症例を除き、基本的に矯正治療は保険適用外です。保険適用の対象になるのは、機能回復のための最低限の治療に限られます。そのため、見た目の改善を目的に行う矯正治療に対しては、保険が適用されません。

保険が適用されず自由診療となり、費用を全額自己負担する必要があるため、ワイヤー矯正は費用が高いのです。

高度な技術と豊富な経験が必要なため

高度な技術と豊富な経験が必要な点も、ワイヤー矯正の費用が高い理由の一つに挙げられます。患者さんごとの歯並びや咬合状態に合わせて細かな調整が必要なため、豊富な経験と高い技術が要求されるのです。

材料が高いから

ワイヤー矯正に使用される器具や素材も、費用が高くなる一因とされています。矯正装置に使用されるワイヤーやブラケットは、長期間の使用に耐えられる高品質な素材で作られているため、治療費が高くなるのです。

ワイヤー矯正の費用負担を抑える方法

ワイヤー矯正の費用を医療費控除するイメージ

ワイヤー矯正の費用負担を抑える方法は、以下のとおりです。

デンタルローンの活用

デンタルローンは歯科治療専用のローンで、金融機関などが治療費を立て替えます。通常のローンより金利が低いことが多く、歯科医院で申し込めます。

ただし、ローンを組むには審査が必要です。また、追加のローンを組めない場合や連帯保証人が必要なケースもある点には注意しましょう。

保険適用の確認

矯正治療が保険適用になるケースは少ないですが、条件に該当すれば費用負担が1〜3割に抑えられます。ご自身の症例が条件に当てはまるかどうか、一度歯科医院で相談してみると良いでしょう。

医療費控除の利用

医療費控除は、高額な治療費を支払った場合に受けられる所得控除です。1年間の医療費の支払いが一定額を超えた場合に申請できます。美容目的の矯正治療は対象外ですが、健康の改善を目的とした治療であれば、対象になる場合があります。

一度患者さんが治療費を支払う必要がありますが、実質的な費用負担を抑えられます。申請には領収書が必要なため、きちんと保管しておいてください。

まとめ

ワイヤー矯正で綺麗になった歯で散歩を楽しむ男女

ワイヤー矯正の費用は、治療内容や歯科医院によって大きく異なります。裏側矯正など、目立ちにくい種類を選択すると、高額になる傾向にあります。

また、矯正治療の費用が高い理由としては、保険適用外であること、高度な技術が求められること、使用する材料が高価なことなどが挙げられます。費用を抑えるには、デンタルローンの活用や保険適用の確認、医療費控除の利用を検討するといいでしょう。

歯科医師としっかり相談して、ご自身に合った治療計画を立ててください。

ワイヤー矯正を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。

帆足 公人 理事長

■この記事の監修者

帆足 公人 理事長

経歴
  • 1981年、歯科医師国家試験合格、歯科医師免許取得後、米国ミシガン大学(University of Michigan)歯学部大学院に入学。 補綴学(入れ歯や差し歯、審美やインプラント、噛み合わせや顎関節症などを専門とする学問)と歯周治療学(歯周病を専門とする学問)のダブルマスター(2つの学科の専門医)を取得。両学科の講師を経て1990年に帰国。
  • 9年間のアメリカ留学中に学んだ先端歯科医療技術と同時に、予防に対する意識の高さに感銘し、日本での治療中心のCure(治療)からCare(ケア)への予防歯科医療を目指し、早くから日々の臨床に取り組んできた。
  • 1999年5月に現在の医療法人社団公歯会、神田橋デンタルオフィスを開業し、それぞれの年齢のライフステージにあった個人個人のケアプログラムを作成しいかに自分の歯を残すか、いかに口腔機能を改善維持するかなど口腔顎顔面の環境を機能と美の観点から、多くの患者の治療とケアに携わってきた。
  • 現在、日本⻭科大学⻭周病科非常勤講師、昭和大学⻭学部補綴学講座兼任講師、日本アンチエイジング⻭科学会理事、またアメリカ⻭周病学会会員、ICP(International College of Prosthodontics)会員、日本⻭周病学会会員、日本臨床⻭周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本⻭科審美学会会員、日本オーラルヘルスケア学会会員など多くの学会に所属している。またP&P研鑽会という研究会を創設し、後進の育成にも力を注いでいる。
  • 1981年 歯科医師免許取得
  • 1982年 米国ミシガン大学歯学部大学院補綴学科入学
  • 1987年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1987年 同大学歯学部大学院歯周病科入学
  • 1989年 同大学院修了、マスターオブサイエンス(MS)取得
  • 1989年 同大学歯学部 補綴科、歯周病科講師
  • 1990年 帰国
  • 1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部補綴科非常勤講師
  • 1995年 日本歯科大学生命歯学部歯周病科非常勤講師
  • 1998年 日本歯周学会認定専門医取得
  • 1999年 千代田区にて神田橋デンタルオフィス開業
  • 現在 日本歯周病学会会員、日本インプラント学会会員、日本歯科審美学会会員、日本歯科アンチエイジング学会会員、アメリカ歯周病学会会員、国際歯科補綴医学会会員

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